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幸せなキスをして終了 Ver.2

ダイアリーからブログに引っ越したつもり アニゲと音楽のこととか

けものフレンズOPコーダ部分が泣けるよねって話

アニメ

 

いや実際ムズいんですよ意外とコレが。

Signalize!には負けるけど。

 

んで思い付いたのが以下の内容。

 

 

おわり。

今夜もうすぐ11話なんで楽しみです〜

 

アニメ「けものフレンズ」に対する反応の差を考える

昨今の話題をすっかり独占しているアニメ、けものフレンズ

私も遅ればせながら録画分を観て追いつく事ができました。

 

結論から言うと「非常に面白い」!

OP曲のキャッチーさと

アイキャッチの動物園の飼育員さんのコメント

そして脚本の丁寧さが非常に良いと思います。

 

フレンズ達の動きが元になった動物たちの特徴を確実に捉えており、

かつそれがストーリーに上手に織り込まれているのが秀逸です。

 

一話冒頭の「かりごっこ」のシーンで、サーバルが「まさにネコ科」という

曲線を描く追いかけ方をしているのが上手いと思ったり

木陰で休むところで「かばんちゃんは元気になるの早いね!」といったセリフがあったり

そういう所が好きだし、観てると本当に動物園に行ってみたくなります。

 

商売としてはもちろん大人のオタク向けの作品なんでしょうが、

子どもさんが観た時にどういう反応をするんだろうか〜、っていうのは凄く気になりますね。*1

 

ちなみに、作品の細かい描写の素晴らしさや丁寧さに関しては、

こちらのブログ様のエントリで5000000倍くらい素晴らしく説明してくれているので

ぜひ皆さんも読んでみましょう。読み物としても凄く面白いよ!!

 

---

 

さて、本題。

一応(めんどくさい)オタク相手への評論をして稼いでいる人、として有名な人達が

ぽこぽこ「けものフレンズつまらん、切った」という反応をしていて

Twitterやらではちょっとばかし話題になりました。

 

もちろん「一話はそこまで劇的に面白いわけでは無い」というのは僕もそう思うので、

そこに関しては別に個人の感想次第だとは思います。

 

しかしこの2名の反応を見ていると、

「ゆるい展開に耐えられない」

「声が棒読み過ぎる」

「CGキャラの動きがつまらなさすぎる」

みたいな反応が主になっているんですよね。

 

でもそれって、昨今の深夜アニメだと結構もう、ごく当たり前の展開や演出だと思うんです。

ゆゆ式 然り、

キルミーベイベー 然り、

gdgd妖精や、それこそ たつき監督の前作「てさぐれ!部活もの」なんかでも

とにかくルーズというかフラットな演出や物語の展開は当たり前になってきてると思っていました。

 

でも実際ゆゆ式が緩いだけのアニメかと言うとそうではなくて、

三人のメインキャラが実は1vs1だと上手く会話できてないとか、そういう人間関係の妙を上手く描いていたりするわけです。

 

けものフレンズにおいても同様で、

冒頭のかりごっこでは前述のようにサーバルはネコ科そのものな走り方の軌跡を辿っていますし、

崖から飛び降りる時の距離の測り方や

サーバルとかばんちゃんの疲労回復の仕方の違い、

プラケースの蓋を開けられないサーバル、

といった具合の動物描写が細かく演出されています。

描写がいちいちホンモノっぽいので観ていて「あー、ネコ科だ、っぽいぽい!」とうなずいてしまうし、

「あー確かにヒトはあんまりハァハァし続けて休まないなぁ」とか思ったりするわけです。

 

この人達はそういうのを観て特に何も思わなかったのかなーって。思うんですよね。

そりゃあ流行り出す前の前情報無しで観たら切りたくなる作品だとは思います。

でもアンタら(俺と同じように)流行りに後追いして観始めたわけでしょう?

その上(仮にも)評論家的な仕事もしているわけでしょう?

それで「あーつまらんかった観るのやめるわ」だけで終わらすって相当に終わってない?

好き嫌いは別として、人気作品としての出来を観察したりとか、

細かい演出を拾って解説してみたりとか、

そういうの…なさらないんですか?

 

天の声(えっそんなん関係ないでしょ)

 

ソッカー。

 

---

 

俺が思うに、これは所謂「日常系アニメ」を本当に日常的に摂取しているか、そうでないかの違いなのではないだろうか…

と何となく考えていたりします。

彼らは80〜90年代を生きてきた旧世代オタクの感覚そのままで

(恐らく俺も全く着いて行けていない)現代の10年代深夜アニメの文化に対応できていない、

ということではないかなと思うんです。

彼らは確かにいち評論家や実業家としてそれなりの成果を残してきたのかもしれませんが、

少なくとも現在の最新のアニメシーンには着いてこれていない*2んではないでしょうか。

 

Twitterハッシュタグでよくある「細かすぎて伝わらないアニメ○○の良いシーン」とかで

地味だけど良い演出、とか細かい伏線とかを

話題にしたらバズったりしているのをTLで結構見かけるので、

「放映後に後からでも良いシーンや良い作品が話題に復活しやすい」

「上手くバズれば埋もれかけた名作が再注目されやすい」

みたいなことはあるのかなーって気はします。

(実際俺も「Twitterでこのアニメ話題になってたし少し真面目に観てみようかな」ってなることは多いです)

(「えっあんまり面白くないけど…イヤイヤあんだけ話題になってたしそれなりに観るべき所はあるはず…」も結構ある)

(「やっぱりつまらんかったわ」もある)

(「やっぱりアイカツ一期って神だわ」)

 

---

 

ネット上の反応も見た上で、みんなで人気作品を共通に楽しんで、

「わーい! たのしー!」と喜びを共有するのが、

イマドキのアニメやゲーム、漫画の楽しみ方なのかもしれませんね(劇寒てきとうまとめ)。*3

 

---

 

おまけ

けものフレンズ第1話のクソだるな緩さは某監督降板前の「らき☆すた」初期エピソードに近いものがあると思っているので、

山本某さんのけものフレンズに対する反応はどうなんだろう…というのは少々気になっています。

(昨今の、何も起こらない系日常アニメの源流はらき☆すた初期だと思っているマン)

*1:なんでも円盤はガイドブックに引っ付けて書籍流通になるそうなので、どこかの本屋さんでママと子どもがフツーに児童書コーナーから選んでいく光景が出ないかな、と ごくほのかに期待している

*2:もしくは「敢えて」着いてきていない

*3:これで昨年大躍進したのが「君の名は。」「この世界の片隅に」だというのはご存知の通りである。

映画「この世界の片隅に」を観てきました

もう何もかもが凄かったので感じるままに

スマートフォンのメモ欄に殴り書きしたものを

そのままペーストします

 

この作品を観られてよかった

この世界に生きていてよかった

素直にそう思いました

 

みんなも"劇場で"観て。

http://konosekai.jp

 

ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一次資料や実際の時代を生きた人達がギリギリ生き残っている「今」だからこそ作れた作品

 

死や争いを描いて反戦を訴える方法もあるが
この作品は「生」を描いて争いの哀しさを描く

 

戦時下でも人々の生活は続いている
人々はその世界に生きている
だからこそそれらが一瞬で焼き尽くされ失われる戦争は恐ろしい


玉音放送を聞いて激昂するすずさんの心境
「こんな結果に終わるのなら何故戦争なぞ始めたのだ
戦争なぞ無ければ呉も、広島も、晴美さんも私の右手も
失われずに済んだはずなのに」

 

(あそこのすずさんを揶揄してウヨ映画呼ばわりする論調が起こりそう)

 

怒りながら井戸水を汲むカットの凄味

 

8月15日に炊かれた白いごはんの美味しそうなこと

 

真っ暗だった呉の夜景がポツポツと覆いが払われていく美しさ

 

高畑勲火垂るの墓
宮崎駿風立ちぬ
片渕須直この世界の片隅に

戦時を描く日本三大アニメーション

 

松原秀典って凄いアニメータだったんだ

キャラデザの勝利

活き活きと動き回るキャラクター達がただただ愛おしい

【ユーフォ】二期一話

アニメ 響け!ユーフォニアム

待望のユーフォ二期が始まりましたね。

 

 

第一話はまさかの一時間スペシャルで眼福でございました。

動画42:25あたりからの花火大会での会話シーンがハイライトですね。

 

若き才能を迸らせる麗奈の、潔癖で迷いのない語りが印象的でした。

 

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主人公たちの通う高校の吹奏楽部は、昨年コンクール絡みで部内の対立が起こり、

当時多くの一年生部員が退部することになりました。

 

主人公たちが入学・入部した今年、コンクール地区大会での奮闘もあり

にわかに注目を集め、昨年退部した現二年生の傘木希美は

突如、吹奏楽部に復帰したいとの希望を申し出ます。

コンクールメンバーではなく、

あくまでいち部員としてサポートに回りたいと言う彼女に対し、

部内の実力者で副部長の田中あすかは、

「今復帰することは部活にとってプラスにならない」と一蹴してしまいました。

 

その後ややあって物語は京都の花火大会のシーンへ。

主人公久美子と、「やんごとなき引力」*1で結びつく麗奈は、

力強い言葉で持論を口にするのでした。

 

ここのセリフのこう…純粋さというか…まっすぐさというか…

ああこの全身がむずがゆくなるような感覚!

それでいて眩しくて輝いているような感覚!

あまりにやんごとない感覚でしたので書き起こしてみました。

 

-----

 

「辞めるってことは、逃げることだと思う」

「それが嫌な先輩からか、同級生からか…それとも自分からかは判らないけれど」

「…とにかく逃げたの」

 

「わたしだったら絶対逃げない」

「嫌ならねじ伏せればいい」

「それができないのにやめたってことは、逃げたってことでしょ」

 

「…麗奈だね」

 

「そう? 普通じゃない?」

「わたし達は全国に行こうと思ってる」

「特別になるって思ってるんだから」

 

「全国に行ったら特別になれるのかな」

 

「わからない」

「…けど、それくらい出来なきゃ、特別にはなれない」

 

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きっと彼女もいつかは現実で

「どうしようもない壁」にぶつかることもあるのでしょう。

現実で壁に阻まれ、沼に引き摺り込まれている私たちのように。

 

そのときに誰もが判っていてほしい、

「逃げることは恥ずかしいことではない」ということを。

「逃げた後、どうやり直すか」が大切なのだということを。

 

マイケル・ジャクソンも言っていました。

「人生は勇気試しの場所じゃない、どうしようもない時は、さあ逃げろ」

You have to show them that you’re really not scared
You’re playin’ with your life, this ain’t no truth or dare
They’ll kick you, then they beat you,
Then they’ll tell you it’s fair
So beat it, but you wanna be bad
本当に怖じ気づいてないと奴らにしめさなくてはならない。
おまえは人生をもて遊んでる
これは「truth or dare(勇気だめしのゲーム)」ではない
奴らはおまえを蹴り、打ちのめすだろう。
そして、それが報いだと彼らは言うだろう。
だから逃げろ。 

maash.jp

 

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二話は水着回。

水着回のあるアニメは名作。

よし、次は野球回だな!!(錯乱)

*1:まさかの公式で「引力」とされています。「レズ」「百合」に続く新たな概念として先日話題になっていました → http://anime-eupho.com/character/ 

INTERACTIVO - Cubanos por el Mundo

音楽

該当グループ、まさかの新譜リリースを発見したので

テンションがあがってカッとなってやった。

 

大好きな2トラック目を紹介したいだけのエントリです。


INTERACTIVO CUBANOS POR EL MUNDO CHICA CUBANA

 

f:id:osyamannbe:20160925232441j:plain

実物は紙ジャケでエンボス加工が上手に掛かっていて非常に手触りが良い。

内側のポートレイトや歌詞の印字もオシャレ。

 

2010年リリース。

私は当時まだ北海道に暮らしており、

札幌タワレコ*1ワールドミュージックのコーナーに

オススメ盤として視聴機にセットされていた。

 

今考えてみると、あそこでセットしてくれていた店員さんは神だったと思う。

1トラック目のイントロからもう心を持って行かれて

即購入を決意、したような気がする。

(もうだいぶ前のことなので記憶あいまい)

 

---

 

INTERACTIVO(インタラクティボ)はキューバのラテン・ファンク音楽グループ。

基本のリズムはラテンのクラーベに沿っているが

ボーカルにヒップホップアーティストを加えて

思いっきりラップを交えた歌を入れたり、

変拍子バキバキの意味不な楽曲*2を演奏している。

 

新世代のラテン系アーティストとしてたまに名前を見かける

テルマリー・ディアス、ジューサ(YUSA)なんかも参加していたりします。

 

日本ではほぼ全く紹介されないアーティストなので情報が集めにくいが、

(スペイン語の記事とかを必死こいて読んだ)

ピアノ担当のリーダー Roberto Carcassés (ロベルト・カルカセス)

を中心に結成されたグループである。

関連作品から推測するに、おそらくは2003年公開の

ドキュメント映画"MUSICA CUBANA"をきっかけとして結成されたようだ。

ミュージック・クバーナ(2004) MUSICA CUBANA

作品情報を改めて見てみると、

"Buena Vista Social Club"の監督が関わってるんですな。

それでピオ・レイバが出てきたんですね、納得納得。

 

映画の解説はここでは省きますが、*3

この映画で集まったメンツに目を付けたロベルトが、いっちょアルバム作ろうぜと

1stアルバム"Goza Pepillo"をリリース。

Goza Pepillo

Goza Pepillo

 

 このCD「いかにもな」低予算アルバム!

ジャケットのアートワークがなまら安っぽくて、

参加パーソネルがそこら中にクソコラみたいに合成で貼り付けてあります。

収録曲も尖ってますし、手に取ってみる価値ありますよ!

 

このCD、なかなかヒットしたらしく、

今回紹介している2ndアルバムは1stのセールスを受けて制作されたっぽい。

お陰で2ndはジャケットのアートワークも豪華。

 

以下、トラック紹介です。

 

---

1. Tocando mientras llueve

邦訳すると「雨の中で遊ぼう」だろうか。

キューバ風というよりは黒人音楽っぽい。

とにかく変拍子。そのくせガッチリ揃えている。変態か。

イントロが4+4+3で、

Aメロが4+4+5かしら?

Bメロでもう付いてけない(バカ)。

7拍子のところと5拍子のところがあるのか?

個人的には「変拍子変拍子と気付かせないモノこそクール」と思っているので、

こういう自然に変拍子やって(かつピッタリ揃えて)いるのは大好物。

アルバムのイントロ的存在なので、あっさり終わって次に行く。

 

2.Chica buena

「イイ女」 ちょっと直球過ぎひん?

曲もクラーベから始まる直球なキューバ音楽である…

と思わせておいてギターのクールなロック調リフが入って来る。

曲展開・歌・コーラスは王道のルンバで、

リズム隊だけディープなファンクロックをやっている。

所々のギターのカッティングとパーカッションの「キメ」がひたすらカッコよく、

メインボーカルの熱唱も相まって遅いテンポなのに激熱である。

個人的にはINTERACTIVOで一番大好きな曲。

 

3.Chiqui chaca

Google先生に上手く翻訳していただけませんでした。

「チキチャカ」という擬音なんだろうか?

女性三人のコーラス・ボーカルをフィーチャーした

オシャレなR&Bに仕上げられている。

ボーカルの歌いたいように曲をまとめてあげた感がとても良く出ている。

Cメロのコード進行と歌い廻しが美しくて心からうっとり。

 

4.Que ya no hay amor

「愛など存在しない」明るい曲調だが、哀しい歌だったのね…

「トゥイーニーwwwwwトゥイーニーww」という朗らかな掛け声から始まる。

思わず「草生やすな」という気分になる。

ストレートなルンバに仕上がっているが、

地味にリズムがとんでもないことをやっている。

歌といい、ベースといい、ドラムスといい…

序盤はほとんど小節頭に音が無いのである。

全部食って入る。溜めて入る。なんだそれ。変態か。

(コレが本当に恐ろしいのは、ズラしているのに違和感が無い所である)

後半のモントゥーノ*4からは

拍頭に音が来てだいぶ掴みやすくなるのだが…

いちどこの曲をバックにカホンを叩いて遊んでみたら、

リズムが全然わからなくて頭がおかしくなって死ぬかと思った。

素人にはお勧めしない。

 

5.Samba de los cotuntos

 「Cotuntosのサンバ」 コトゥントスとは…? 人名だろうか。

小気味よいスキャットがかわいい。

曲調も軽い感じで小休止的なトラック。

管楽器も皮モノ打楽器も入っていないので、

キューバというよりはブラジル系のラウンジミュージックのようである。

しかしこういう曲ほど演奏すると難しいものだ。

 

6.Que no pare el pare

「停まるんじゃねぇ、止まるんじゃねぇ」という感じ?

この曲は公式のPVが発表されています。


INTERACTIVO "Que no pare el Pare"

キューバ風味を極力少な目にして

ラテン風のファンク・ポップにした、という感じでしょうか。

PVもあるし、アルバムの中では「売れ線」の一曲として作られたのでしょう。

イントロのハイハットから続く、ドラムスのキレッキレで

ソリッドなサウンドを楽しむのがオツ。

 

7.Rumba contigo

「きみとルンバしたいんだ」

続けての曲もキャッチーな一曲。

底抜けに明るいファンクになっています。

ルンバ、と付いていますが曲調はまったくルンバではありません。

「愛するきみとルンバを踊りたいんだ」という

前向きな気持ちを歌っているのでしょう。

 

余談ですが、ぼくは歌い出し冒頭の歌詞が

「鉄平オレ、汁気凄い…おやき!!」

に聴こえて仕方がありません。

特に「おやき!」は絶対おやきだと思う。

タモリ倶楽部に送ろうと思ったことが何度かあります。

 

8.Salí de mi casa un día

「一日家を飛び出す」家出の歌か夫婦喧嘩の歌か…

歌い廻しはレゲエ風でブラックミュージックっぽいけど

ベースはキューバ音楽ですね。

途中で女性コーラスがコミカルに入って来るので、

ストーリー性のある感じに仕上がっています。

尖ったところは少な目で、アルバムの中では印象が薄い一曲。

 

9.Para alegrarte el corazón

「心を応援」

ツインギターがバキバキに効いてるファンク・ロック。

ネアカな曲に合わせてドラムスのスネアが「スカーン!」と抜けるサウンドに

なっているのが非常に気持ちイイ。

軽々しく吹いているブラス・セクションのバッキングが

地味にめっちゃ難しそう。

(演奏するのは)いや~キツイっす

ベースも縦横無尽って感じに好き放題やってます。

それで破綻しない要所要所の巧さが際立つ素晴らしい一曲。

 

10.Cubanos por el mundo

「世界のキューバ人へ」

ハイテンションでアップテンポに突っ切るアルバム表題曲。

アルバムを代表するとあってか、演奏の気合の入り具合が半端じゃありません。

曲展開は王道のルンバで、モントゥーノからのキレキレな

コーラス掛け合いと、ソロボーカルの煽りが「これでもか」と

熱い展開をプレゼントしてくれます。

中間部の美しい男女コーラスのハモリからが本番ですね。

恐らく関係パーソネルが全員参加しているのか、

サウンドやコーラスもとっても豪華!

 

11.Lluvia de sentimiento

「雨の気持ちで」最後のトラック。

雨…?

もしかして一曲目とつなげる感じの一曲なんだろうか?

もしそうなら中々小粋なことをするもんだ。

エンディングにふさわしい、ハッピーだけどちょっと寂しげな感じが魅力的。

ベースとエレピのユニゾンによる低音が大変クール。

所々で入る高音コーラスがワワンコー*5みたいな民謡風で、

トラディショナルな雰囲気も併せ持っています。

コーラスで最後まで煽り、ハイテンションに劇終!と終わります。

 

---

 

改めて曲名の意味を見ながら通して聴いてみると

色々と発見がありますね。

文字にできるようなネタを拾うために、

すごく意識的にちゃんと聴いていたような気がします。

ちょっと疲れたけどとっても楽しかったです。

 

ともかくやはり名盤でした。

1stに比べると捻りのある尖った曲は少な目になって、

基本的にキャッチーなアルバムになっていますね。

アヴァンギャルドな前作とどっちがいいかは、

好みの分かれるところかもしれませんが、

僕はどっちも好きです(ことなかれ主義)

とにかく、どいつもこいつも激ウマなので

安心して濃いラテン・ポップを楽しめます。

 

---

 

買ってから少しして徳島県に引っ越し、

気が付いたら5年以上経っていましたが、

今でも僕に元気をくれる素晴らしいアルバムです。

心からありがとう、と言わせてほしい。そんなアルバム。

万が一気が向いたら、ぜひ聴いてみてくださいね。

Cubanos por el Mundo

Cubanos por el Mundo

 

 

---

 

ちなみに近年ひっさびさに新作をリリース。

(正直もう消滅したと思ってました)

(だって公式サイトが廃墟と化したmy spaceですよ)

(ロベルトの公式つべ垢も半隠居みたいに沈黙したままだし)

いやー心から嬉しいなぁ(震え声)

 

どうもDL販売のみっぽいので、みんなも買って、どうぞ。

尼プライムやapple musicでも聴けるっぽいよ?

Que Lindo Es el Amor

Que Lindo Es el Amor

  • Interactivo
  • ワールド
  • ¥1500

 また予算なくなってクソダサジャケットになっとる…w

*1:当時はまだpivotの2フロア展開だった…今となっては…おお…もう…

*2:そのくせクラーベはキッチリ鳴ってたりする。どうやって小節に収めてるんだよ頭おかしい…

*3:「ブエナ~」と同様、まったり系のストーリー皆無な感じのドキュメント。キューバ人がのんびりシエスタしながら街角でダラダラ楽器吹いてたらタクシーの運ちゃんに目を付けられ、東京で回転寿司喰って東京で「アリガトウ!」とライブして終わる。意味不明だが本当。ちなみにピオ・レイバの映った最後のフィルムらしい。

*4:キューバ音楽特有の後半戦パート。一度ブレイクしてからユニゾンの「キメ」を経てコーラスとの掛け合いでソロ廻しをやったり、ダンサーが前に出て来て盛り上げたり。

*5:アフリカルーツの古い宗教歌&求愛の歌。男性が精子をぶっかけて女性が陰部をハンカチで隠して踊るとか云うマジキチダンスが元になっているそうな

【ネタバレ】劇場版 響け! ユーフォニアム ~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~ を観てきました #anime_eupho

響け!ユーフォニアム アニメ

ネタバレあります

 

タイトルが長いよタイトルが!

 

 f:id:osyamannbe:20160511015850j:image

 

というわけで先日観てきました。

クソザコナメクジ県こと徳島県では上映館が無かったので

香川県綾川町イオンシネマ綾川まで観に行ってきました。

 

ちなみに高速を使って1h40m! 100km! 遠すぎィ!

運転しながら

「たった独りで車運転してイオンシネマ行くとか、

 まるでsyamu_gameさんみたいだあ…(直喩)」

という心境になっていました。

 

平日だったので、観客は僕以外は数名。

若い現役吹奏ジャリボーイっぽいカップルが一組いて楽しそうだった。

 

 

 

---ネタバレあります---

 

 

 

上映が始まり,

最初のシーンは「地獄のオルフェ」の演奏シーンから。

そのあと感じたのは

「あっやっぱセリフ再録だ」

でした。

梓ちゃんの声からちょっと霧矢あおい成分が抜けてる感じ。

(どんだけTV本編見返してたんだおまえ)

 

BGMも再録だなぁ、さいしょは"はじまりの旋律"じゃないと変な感じだなぁ

 (とはじめは思っていました)

 

順繰りにカットしながら登校&見学初日の風景を流す。

「あれは下手だよな」→「なにが?」のくだりすらカットという驚き。

あと「川島…りょく、き?」も出てこないので

本名サファイアってのがそもそも描写されない。

「ミドリというのが、ミドリの名前です!」は言うのに。

 

部活見学のあすか先輩のエキセントリックな飴ネタと手品はカット。

麗奈登場シーンはあった。

久美子の「でぅえええええぇぇぇ!!?」な唸り声が

「ぼええええええ!!?」ってな書きセリフっぽくなってたのが少し残念。

そのあとの「エー!ウッソー!!」の口ふさぎ声もちょっと違ったかな?

 

「久美子は? 吹部」→「ちょっと…考える?」

とか

帰宅してからの「ご飯のしたく、手伝ってぇ」→「はーい(やる気なし)」

とか

布団に「ぱた」と崩れ落ちるクッソかわいいポーズ

とかがカットされてて残念。

 

あとさぁ!!

1話ラストの電車→教室→放課後のあの久美子のカット(わかれ)と

久美子が遠慮がちに「…うん」と入部OKするあのシーンは入れて欲しかったなぁ。

あそこすんげーいいシーンだったんだけどなぁ。

 

唇をね…→おねぇちゃんの回想→葉月音出て「わー!」→久美子羨ましそうに見る

の流れが最高だったんだよなぁ・・・

 

ここまで書いて思ったけど、本当にユーフォ1話って良く出来てたんだなぁ…。

 

-----

 

んでもろもろあってサンフェスまでちゃちゃーっと流れる。

カットしまくりなのに「なんですか? これ」はちゃんとやるのか。

櫻井孝弘なんかちょっと鬼畜度上がってない?

 

サンフェスですごくイイ!と思ったのは

梓ちゃんと話した後「もう、スタートしているということに」

のシーンで初めて「三日月の舞」のサビのモチーフが流れるところ!!!

 

そうかぁ!! それで冒頭では"はじまりの旋律"使わなかったんですね!!

完全にヤられたぜ・・・ここで完璧に物語に再度没頭。

 

サンフェスの演奏シーンも増えててライディーンのラストまでやってくれた。

このライディーンはすごくアレンジも良いのでよかったね。

パーカスのかっこいいシーンが増えてご満悦。

 

ちなみに葵ちゃんの出番は演奏中の1カットだけです。

そもそも「部活やめます」云々が完全に切られているので

葵ちゃんのアレコレも部長の錯乱マジ切れもあすか先輩の冷徹眼光も

みんな無かった! いやー順風満帆な部活だネ!(大嘘)

 

---

 

ここまでカットするならお祭りのアレコレもカットするのでは…? と

思いながら観ていたが、どうやらそのあたりはやる模様。

山頂の演奏シーンを入れるためか。

それなら葉月の「久美子って、塚本と付き合ってるの?」も

入れてよかったのでは。

 

いきなり告白モードになって「ちょっと話があるんだけど!」とか言い出す

葉月がちょっと滑稽だった。

 

しかし大吉山 山頂の麗奈のセリフはほんといいなぁ。

やっぱし演出的にも京アニ的にも、高坂麗奈って

涼宮ハルヒ」のアンサー的存在だよね。

 

「特別になりたいの」

「誰かと一緒で安心するなんて、馬鹿げてる」

「麗奈(って呼んで)」

「好きなの」

 

この痛々しい純粋さ…

後になればなるほどさらに判るけど、ほんと直球な"思春期ガール"…!!

 

キャラとして好きなのは黄前久美子だけど、

心情として理解できるのはやっぱり高坂麗奈だなぁ。

 

---

 

あがた祭りの後は、部内オーディションに向けての練習描写。

夏紀先輩の練習を見た後の久美子のモノローグが

「吹きたいんだ(迫真) みんなコンクールで吹きたいんだ(迫真)」

みたいで正直ちょっと草が生えた

ちょっと2章入り過ぎてんよ~

 

麗奈とすれ違った後トランペットをカタカタいわせる香織先輩。

過去の回想やら部長がらみで「香織先輩がどれだけ部の為に力を尽くしてきたか」

が映画だとカットされているので、

ちょっと敵愾心丸出しのシーンに見られなくもない・・・かな。

部長のへたれ・錯乱シーンが劇中ことごとくカットされているので、

麗奈に声をかける部長がとっても有能そうでちょっと面白かった。

「これから練習? がんばってね(キリッ」

みたいな。あすか先輩がみたら「だっておwwwバンバン」しそう。

 

オーディション絡みでの夏紀センパイの絡みも全カット。

というか「夏紀センパイいる?これ」状態。

 

夏紀センパイとマックでダベるシーンは久美子のトラウマ解消シーンで、

黄前久美子にとっては大変重要な事件なのではと思うのだが…

 

「関係ないですよね」

「あたしには、関係ないことですよね!!」

 

ああ…麗奈よ、その正義が…正しさが僕には眩し過ぎる…

 

 ---

 

優子先輩が麗奈に土下座に行く前に驚きの新カット。

鎧塚みぞれ先輩がしゃべった!!

動いてる!かわいい!!!!

二期までのエサ撒きか! 畜生ありがてぇ!

 

---

 

再オーディションはおおむね同じ…と思いきや、

香織先輩に拍手した二人目→部長 と、

麗奈に拍手した二人目→葉月 が両方カット。

はぇ~そういう尺稼ぎもあるんすねぇ~という感じ。なるほどなぁ。

 

演奏前にホワイエで久美子と麗奈が語り合うシーンは本当に良いシーンだね…

 

「久美子は…あたしが負けたら嫌?」

「嫌… 嫌だ!!!」

 

「今勝ったら、あたしが悪者になる」

「その時は、あたしも悪者になる!」

「ソロは麗奈が吹くべきだって言う! 言ってやる!!」

 

「本当に?」

「うっ… 多分…」

 

「やっぱり久美子は、性格悪い」

 

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控えめに言って、良さしかない。

映画内、ここで一番泣けました。

本編でも良かったけど、映画館で観ると凄い良いなぁ。

スクリーンサイズに負けない絵と演出って感じ。

改めて凄く邦画っぽいと思った。

「負けたら嫌?」のところの麗奈が(物理的に)陰がかかって暗くて、

「負ける気なんてこれっぽっちもないもの!」の方の麗奈は

陽の当たる場所へ踏み出して明るくなってるのが凄く好き。

もうゾワゾワする程の凛々しさ、カッコよさ。

 

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ユーフォ屈指の名シーンと名高い

久美子クビパート→上手くなりたい!→携帯回収パートは

お姉ちゃん(CV:沼倉愛美)の存在が

劇中で抹消されているため、少し薄っぺらい感じになった気がした。

 

そこについて、何でだったんだろ〜と視聴後いろいろ考えていたのでした。

 

---

 

TV版では1話からずっとお姉ちゃん(CV:沼倉愛美)が

久美子の"目標&障害"として描写されているので、

 

"楽器をやめて大学デビューしちゃった姉"

"何となく楽器を続けてもやもやしてる妹"

 

との対比や、久美子が抱えるコンプレックスが

伏線として敷かれていたんですよね。

 

そもそも(ぼくの中においては)響け! ユーフォニアムでは

大枠として「北宇治吹奏楽部」の物語があり、その中に

「自分らしさ・共感者を求める久美子&麗奈」の物語と、

さらには「姉とユーフォに未だに向き合えない久美子」の成長の物語、

があると思っています。

 

北宇治吹奏楽部のクライマックスが11話であり、

久美子と麗奈の物語が8話と11話

そして久美子本人の物語が1話・3話・12話

(ぼくの中では13話はエピローグでしかない)

といった感じです。

んで「久美子とユーフォ」「久美子と吹部」

みたいなのをダイレクトに描写していると思うのが

  1. お姉ちゃん(CV:沼倉愛美)と会話するシーン
  2. 過去の先輩の諍いを回想するシーン
  3. 夏紀先輩との交流で過去の先輩へのトラウマを少しづつ解消していくシーン

となります。あくまで個人的に、ですが。

 

お姉ちゃんへのコンプやら過去のトラウマやらで

自分に自信が無かったり、ユーフォに向き合えてなかった久美子が

葉月、緑や麗奈、さらには

夏紀先輩と葵ちゃん、滝先生などとの交流を経た上で

橋の上の「地獄のオルフェ」リフレインに繋がり、

滝先生との会話での「好きって、それだけで良いんですよね!」

直後の麗奈への「あたし、ユーフォがすき!」

という【姉とは違う道を選ぶ自分の肯定】→【久美子も特別な自分になった】

に繋がるのかなぁ〜っと思っていたのです。

 

しかし劇場版では

  • お姉ちゃん(CV:沼倉愛美)の登場シーン全カット
  • 葵ちゃんの登場シーン(ほぼ)全カット
  • 先輩にユーフォを蹴飛ばされる回想シーン全カット
  • オーディション後の夏紀先輩とのお茶シーンカット
  • クビになった後の滝先生との会話での「それだけで良いんですよね!」カット
  • 「あたし、ユーフォがすき!」カット
  • コンクール本番前の秀一とのグーパンこつんカット

という感じにブッた切られてしまったので、

「あれ、結局この久美子って子なんか特別成長しました感とか出てないな?」

という印象になってしまったのでした。

 

ココに関してはとにかく無念である。

正直に言うとカットした奴を無能扱いしたくなるような愚行だと思ったのでした。

尺の都合はあるにせよ、勿体無いなぁ…

黄前久美子はもっと自分の成長のために頑張ってたコなんだけどなぁ…

どうにかこの辺りを回収してくれたら劇場版通して文句無しだったろうになぁ。

 

 

いや。

まだあるぞ。

 

橋の「上手くなりたい」ダッシュのシーン!!!!

あれ「久美子のグスグス鳴き声」入れたの

絶対判断ミスだろ!!!!

ふざけんじゃねー!!!

あと再録で「誰にも負けたくない!」が

台無しな感じになってたぞ!!

完全に激萎えだったわ!!!

 

はぁ勿体ねぇ。

マジでこんな顔になったぞ。

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はあスッキリした。

 

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コンクール本番は演奏シーンが増し増しに。

後半のサビ(はじまりの旋律とかで流れるメロディと同じやつね)が

ちゃんと劇中で流れるように長くなってます。

パーカスの出番がさらに増えてパーカスヲタ

(特に合わせシンバルヲタ)大歓喜でしたな。

あのシンバルのカット描いた人に表彰状あげたい。

あとでパンフみたら山田尚子が自供しててワロタ

(TV版の時にちゃんとサビ入れられるように曲の時間指定してコンテ切ったけど

勘違いして切っちゃったから違うところTVで流れちゃったテヘ☆)

あのさぁ…

とにかくまあ、作画も枚数も良かったし

演奏盛り上がるしで良いんじゃないですかね。

 

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スタッフロールはTV版OPの吹奏楽アレンジ。

あれ? またアレンジ作ったの? と思っていたら

まさかのTRUEボーカル入りでの伴奏吹奏楽バージョン!!

やりますねぇ!

 

TRUEさん、全国の高校吹奏楽部の

定期演奏会で呼ばれまくりそう。

絶対そうなる。間違いねぇ。

 

 

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まぁ文句もソコソコあったけどとっても楽しかったです。

流石に遠いので余程の事が無いとリピートはしないと思いますが。

二期楽しみですね!

 

黒沢くん!  久美子の声忘れないでね!

お願いね!!! マジで!!!!!

夜中に独り泣くタイプのオタク

ふと何気なく「この道わが旅」のオーケストラ演奏を聴いていたら

 

「こんなに素晴らしいメロディを書く人も、いつかは現世を去ってしまうのか…」

と思ってめちゃめちゃ悲しくなった。

ちょっと泣いた。

 

すぎやまこういちの事を思って独りで泣く30代のオタク。

 

そんなことを思ってさらに泣きたくなった。

 

今年なんかビッグネームが旅立ち過ぎじゃない?

真島俊夫とかさ。

吉野朔美とかさ。

ヨハンクライフとかさ。

モーリスも、ボウイも、プリンスも…。グレンフライもか。

 

毎日を一生懸命生きよう。