映画「この世界の片隅に」を観てきました
もう何もかもが凄かったので感じるままに
スマートフォンのメモ欄に殴り書きしたものを
そのままペーストします
この作品を観られてよかった
この世界に生きていてよかった
素直にそう思いました
みんなも"劇場で"観て。
ネタバレあり
一次資料や実際の時代を生きた人達がギリギリ生き残っている「今」だからこそ作れた作品
死や争いを描いて反戦を訴える方法もあるが
この作品は「生」を描いて争いの哀しさを描く
戦時下でも人々の生活は続いている
人々はその世界に生きている
だからこそそれらが一瞬で焼き尽くされ失われる戦争は恐ろしい
玉音放送を聞いて激昂するすずさんの心境
「こんな結果に終わるのなら何故戦争なぞ始めたのだ
戦争なぞ無ければ呉も、広島も、晴美さんも私の右手も
失われずに済んだはずなのに」
(あそこのすずさんを揶揄してウヨ映画呼ばわりする論調が起こりそう)
怒りながら井戸水を汲むカットの凄味
8月15日に炊かれた白いごはんの美味しそうなこと
真っ暗だった呉の夜景がポツポツと覆いが払われていく美しさ
高畑勲「火垂るの墓」
宮崎駿「風立ちぬ」
片渕須直「この世界の片隅に」
戦時を描く日本三大アニメーション
松原秀典って凄いアニメータだったんだ
キャラデザの勝利
活き活きと動き回るキャラクター達がただただ愛おしい