【ネタバレ】 #君たちはどう生きるか 感想【君どう】
初日1回目観に行ってきました。
事前情報も何もかも意図的にマスクされていたので
取り敢えずこちらに感想(という名のただの垂れ流し箇条書き)
個人的には名作だと思いました。
ネタバレ有なのでみんな観に行ってからよんでね。
マヒトさんかわいい!!
マヒトさんかわいい!!!
着替えシーンを何度もねっとり描写するな!!
駿、お前、ショタコンもイケたんか…?
ナツコさんに「お母さんとそっくりだ…」と憧憬の眼差しをした直後に
「ここ触って…♥」と孕みおなかタッチをさせられるマヒトくん
唐突にNTRみたいな体験をさせられるマヒトくんの心はもうボロボロ
おばあちゃんズがウエッ化け物!!?みたいな登場シーンから
一気に親しみやすいばーちゃんどもに変わる演出がお見事。
そうよね・・お土産めっちゃ楽しみだよねこういう時・・・
山奥のお屋敷に呼ばれていった(引っ越した)ら謎の塔があって
謎の生物がなんか喋りながら近寄ってきて
水棲系動物のにじり寄りがあって
ヒロイン(なお他人のもので懐妊済)が失踪して…
ん?ホラー系TRPGの導入か?
「君どう」原書を読んで深く感じ入り、
ナツコさんを助けるんだ!!!とバッと飛び出していく様、
読んだ本に影響受けまくりなのが判ってよい。
塔の中でも執拗に水系のホラー描写。
ポニョ以降の作品、水と魚への恐怖描写がガチ過ぎる
ラヴクラフトとか読まなそうなタイプだけどそうでもないのかな
また夢っぽい異世界にマヒトさんがゆるやか落下
「んあ~まぁこういう感じね…」とややダレ気味に観ていたら
そこにまさかの完全に別人格で独立した人物が船で登場する描写!!
「あっ!! そういう系!!!???
完全に異世界行っちゃう系!!!?????」と
一気に再度引き込まれてしまいました。
あそこの船と人の見えるシークエンス最強じゃないか??と思いました。
【余談】
例の鈴木カンヤダ騒動のこともあって、
今作を観るときには絶対やろうと思っていた
「隠れカンヤダ」探しをしながら観ていたので、
女性キャラが出てくるたびに
「んっ!カンヤダか?」
「おっ!カンヤダ!!」
「いや、お前はカンヤダじゃない…」
となりながら観るのが結構面白かった
【余談終わり】
ま~たカワイイしろいマスコット出てきた~~
ハイカワイイ~~~
雑貨屋でこれから10年擦られるキャラ~~~
と思っていたらインコ人間の方が絶妙にキモいのとクリーチャー感があるのと
仕草のアホっぽさがあってアッチの方がめっちゃ気に入ってしまった。
インコ野郎が歩いたりしてるだけでなんか笑えるからすごい。
マヒトくんがドアあけたら屈強なインコ野郎が8人以上ねっとり見つめてくるの
これもう半分凌辱ホ〇同人だろ
筋肉留学したマヒトくんが笑顔を失ってしまった哀しき過去…
なんか正ヒロインっぽいのが出てきた…?と思わせて
声がいつものジブリヒロインな感じで若干ズコー
ナツコママと水夫のねーちゃんはすごい良かったんだけどなぁ
なんかパイロキネシストだった。
ベッタベタなエプロンドレスもよき。
ヒミー?の走っているカットの仕草と芝居が可憐な美少女過ぎて
やっぱすげぇわってなりました。
駿か本田さんのどっちの手によるものかはわかりませんけど
マヒトくんと手を繋いでない方の手の具合がすごい良かった。
なんやかんやで一瞬ナツコママと再会。
ヒミーがナツコに思わせぶりな発言をして「おっ」となる。
一方その頃現実ではばーちゃん達が非常事態にも関わらず
怪談話でヒートアップ。君ら危機感とかないんか?
んで塔が大昔に「はるか天空から」降ってきたということが判り、
「あ~~~~~ッ!!!外なる神~~~~!!!!!!」
「はい~~~超神性ボーナス確定~~~~!!!」
となってしまいました。
つまり大叔父さんが消えちゃったのも
ディレッタントとかそういう感じのアレですわね。
SAN値0達成しちゃった感じのアレですわね。
マヒトさんの実母もなんか神隠しあってたっぽいよ?
という証言。なるほど~。
んで少し大叔父さんと話したり
ジブリ活劇でインコをシバいて脱出したり
(ここのあたりのインコ達がみんなおマヌケさんでほんと好き)
ラストに大叔父さんと人類補完計画の話をして
「僕はまた逢いたいと思った。それは…本当だと思うから」
して世界が崩壊してカタストロフ脱出。
水路を襦袢姿で歩くナツコママがセクシー!!母の魅力!!
脱出前の回廊でヒミーとマヒトが
「マヒトはここから帰りなさい。私の出口はあっちだから」
「また母さんを火事で失うなんて!!」
「あなたのような子を産めるんですもの。誇らしいわ」
的なやり取りを観て
「あ~~~~~~~‥‥」と伏線繋がりの感動と親子愛に結構ガチ感動。
ここのヒミーとナツコママの「元気な子供を産むのよ」
ってやりとりもよかった。
駿、ポニョでもそうだったけど
「若くて元気ハツラツだった頃のママにリードされて好き放題冒険したい!!」という
シャア・アズナブルもびっくりのママ好きオーラが凄いよな
というか、ヒミーとナツコママって
マジでリアル姉妹なん!!!??
マヒトの父、リアルに姉妹丼やって両方孕ましたってコト!!!?????
はぁ~~~~オヤジまじお前さぁ…
(まぁナツコママ側の家が土地ありお屋敷あり歴史ありの相当名家っぽいので
子どもが娘二人だけだったら長女夭折で次女に白羽の矢が立てられちゃうって
パターンもなくはなさそう…?)
ラストはめっちゃあっさりしていた。
最後の部屋のカットになにかメッセージがあったのかもしれないけど、
ラストの余韻に浸っていて見逃しました。
背景がめ~~~~っちゃ良かったな~~~~
ハーモニー?なのか撮影?なのかキャラとのマッチングもすごく良かった
基本精神世界のファンタジーで風景も二転三転するから
ゴージャズな背景が観放題、堪能し放題!!
背景美術スクリーンで見るだけでモト取れますよ
BGMは及第点くらいかな~
正直耳に残る曲はなかったかも。「風立ちぬ」は凄い良かったんだけどな
たぶん青サギが狂言回し&コミックリリーフの立場なんだろうけど、
オッサン成分マシマシのデザインはそこまで親しみやすい感じにはならなかったかな~
インコ野郎どもがみんなアホキュートでホントよかったです
インコいなかったらクソ映画に入ってもおかしくなかった
声アテはヒミーが若干ズコったくらいで他の芸能人さんキャストは全然問題なし!
マヒトくんの声もすんごく良かった
初日に観に行けてよかったです
もう一回くらいは観たいかな~~